テーブルオフィシャル担当マニュアル

◆チャージド・タイムアウト(審判の笛が鳴ったときはいつでもとれる。)
④一方のチームが前半(第1ピリオドと第2ピリオド)に2回目、後半(第3ピリオドと第4ピリオド)に3回目のチャージド・タイムアウトが認められたときには、審判を通じてそのチームのコーチに知らせる。

Ⅲ.タイムキーパーの任務

③ショットされたボールが空中にある間に24秒の合図が鳴っても、24秒のヴァイオレイションが成立しなければボールはデッドにならないしゲーム・クロックも止められないことになったので、ゲーム中24秒の合図が鳴っても、審判の笛が鳴らなければゲーム・クロックを止めない。
④オルタネイティング・ポゼション・ルールによって次のジャンプ・ボール・シチュエイションのときにスロー・インのボールが与えられるチームが攻撃をする方向を示しておく目印となるポゼションの表示器具の操作。

◆ゲーム・クロックを止める時機
①ゲーム中に、審判が24秒のヴァイオレイションを宣したり、そのほかの理由でゲームを止めるために笛を鳴らしたとき

◆ポゼション表示器具の操作と合図
①第1ピリオドを始めるジャンプ・ボールのとき、どちらかのチームがボールをコントロールしたのち、ただちに表示を始める。
その向きは、最初にボールをコントロールしたチームの相手チームが攻撃する方向を示すものとする。このとき、どちらかのチームが最初にボールをコントロールしたあとは、競技時間中(第2ピリオドや第4ピリオド、各延長時限が終わるまで)は、つねに表示器具で次にオルタネイティング・ポゼション・ルールによるスロー・インのボールが与えられるチームを示しておかなければならない。
②表示器具の示す向きは、オルタネイティング・ポゼション・ルールによるスロー・インが終わったのち、ただちに逆向きにする。
オルタネイティング・ポゼション・ルールによるスロー・インが終わるのは、スロー・インされたボールがコート内のプレイヤーに触れるかスロー・インをするチームのプレイヤーがスロー・インの規定に違反してヴァイオレイションを宣せられたときである。
③第2ピリオド、第4ピリオドを始めるときにもオルタネイティング・ポゼション・ルールが適用されるので、第2ピリオド、第4ピリオドを始めるためのセンター・ラインのアウト・オブ・バウンズからのスロー・インが終わったのち、ただちに表示器具の示す向きを逆向きにする。
④第2ピリオドが終わったとき、あるいは第4ピリオドや各延長時限が終わったときは、表示器具は中立の状態にもどす。
第3ピリオドや各延長時限を始めるジャンプ・ボールのとき、どちらかのチームがボールをコントロールしたのち、ただちに、あらためて表示を始める。
その向きは、最初にボールをコントロールしたチームの相手チームが攻撃する方向を示すものとする。
⑤オルタネイティング・ポゼション・ルールによるスロー・インが終わる前にどちらかのチームにファウルが宣せられてもこの規則によるスロー・インの権利はそのファウルに影響されないので、この場合は表示器具の示す向きは逆向きにしない。

Ⅳ.24秒オペレーターの任務

◆24秒の計測の仕方
④24秒の終わり近くにショットがなされ、そのボールが空中にある間に24秒の合図が鳴り、そののちボールがリングに触れたときは、ボールがバスケットに入らなくてもヴァイオレイションとはならず、プレイはそのままつづけられる。
この場合は、どちらかのチームのプレイヤーがリバウンドのボールをコントロールした瞬間に24秒計をあらたに動かし始める。
⑤どちらかのチームがボールをコントロールしているときに24秒の合図を誤って鳴らしてしまっても、プレイはそのままつづけられる。
この場合は、ただちに24秒計をリセットし、その時点からすみやかに24秒計をあらたに動かし始める。

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